英語を1から勉強(2)リスニング

英語を1から勉強しようという人が、<<(1)単語と英文法に取りかかったら、飽きが来ないうちにリスニングのトレーニングも始めるべきです。
「単語と英文法を完璧にしてから」などと言っていると、いつまで経っても先に進めず、単語や英文法の知識も使えるものになっていきません。
リスニングもやりながら、単語、英文法の復習も並行して進めるというのがベストです。
では、リスニングのトレーニングはどうしたらよいでしょうか?
「聞き流し」はダメ
数年前に猛威をふるった「聞き流し英語」学習。
ですが、これでリスニングができるようになるなら、日本人は皆、英会話が得意なはず。
100回聞いても聞き取れない
聞き流し英語がなぜダメなのかといえば、「質的に聞き取れない」ものを何回繰り返しても「聞き取れる」ようにはならないからです。
0(ゼロ)に何を掛けても0にしかならないのと同じです。
「慣れればそのうち聞き取れるようになるだろう」では、いつまで経っても同じところをグルグル徘徊するだけです。
0から1へ
英語を1から始める(or やり直す)人が考えるべきリスニングの学習方法は、0に100を掛けるような学習ではなく、「0から1へ進む」学習です。
では、0(聞き取れない)から1(聞き取れる)に進むには、何をどうすればよいでしょう?
英語の音のパターンを知る
「This is a pen.」は「ディシィザペン」と聞こえるのはご存じでしょう。
では、「into the」はどうでしょう?
多くの日本人は「into the」を音にしたら「イントゥーザ」になると思っていますよね?
ところが実際は、「インダッタ」のように聞こえたりするものです。
「ディシィザペン」を聞き取ることができるのは、それが「This is a pen.」の音だと知っているから。
でも、「インダッタ」が「into the」の音だと知らない限り、「インダッタ」を100回聞いても「聞き取れない」と嘆くことになるでしょう。
音声パターン学習の方法
では、具体的なリスニングの学習方法です。
何はともあれ、CD付の英語のテキスト(テキスト付の英語CD)を購入します。
そして、テキストの英文の上下の余白に、耳から聞こえるがままにカタカナをふっていきます。
・・・が、結構大変です。
なので、聞き取れないなと思った箇所だけそれをやるようにします。
「そんなかったるいことしたくない」という人は…
「何か効率悪そう」
「そんなかったるいことしたくないな…」
という人は、英語学習のセンスがある人かもしれません。
英語の勉強は、シンプルでパワフルに行うのがベストですからね。
そういう思いの強い人には、
テキストにカタカナがふってある教材(CD付)の購入をオススメします。
こういうものを使えば「ワドゥヤワナドゥ?」と耳から聞こえてきた時、「聞き取れない」と嘆くことはなくなるでしょう。
オススメはこちらの教材です⇒1日目から効果を実感!話題の英会話教材【プライムイングリッシュ】
英語の音声はカタカナに分解して理解する。
毎日それを習慣とすることで、発音記号など知らなくても、聞き取れる単語や熟語が倍増して行くことでしょう。