英語を1から勉強(3)スピーキング

英語を1から勉強するには、単語・文法から入って行き、英語慣れしてきたところでリスニングに手を広げ…
もしも、リスニング教材にプライムイングリッシュを使っていた場合は、最初の1週間分の学習が終わったあたりから、リスニングとスピーキングは別物ではなく、話す(発音する)ことで音声の引き出しが増え、結果、リスニング力も上がる…というロジックにたどり着くことでしょう。
もっとも、同じ「話す(スピーキング)」でも、決められた英文をCDの音声をまねて話す(発音する)のと、自分の意思の表明として話す(主張する)のでは大違い。
ここでは、「自分の意思の表明」の意味の「話す」について触れることにします。
スピーキング力は「書く」ことで養う
英語を使って自分の意思を相手に伝える…これはとりもなおさず、頭の中で英文を作り上げているからこそできること。
なので、「英文を作る」という作業ができない限り、「英語を話す」ことは本来できないはず。
※「ジェスチャーを交えて単語を羅列すれば意味は通じるさ」とよく言われますが、これは「英語を話す」ということとはちょっと違うような気がします。
もうお分かりかと思いますが、スピーキング力を上げて行くには、ただやみくもに話せばいいというものではなく、また、発音を真似していればそのうち話せるようになるというものでもないのです。
「一から英語を勉強する」というのならば、まずは書くことでアウトプットの練習をし、慣れてきたら瞬時に英語を思い浮かべるように意識することです。
幸い、英文を書くための練習教材は安価なものが出回っているので、それを利用するとよいでしょう。
以下、英文を書く練習をするための教材と、瞬発力を高めるための教材の例です。
「書く」ための練習教材
英語で3行日記
(口コミ)自分自身に関する質問と答えが366個。
内容は一番行きたい場所は?や今の自分に満足してる?など
解答例も参考になります。自分だったら?と考えるきっかけになり、面白いです。
英語手帳
英単語学習の補助教材としてよく紹介されていますが、英語でスケジュール管理ができるようになれば、カッコいいし、慣れれば、日本語より楽?
「瞬発力を高める」ための教材
「書く」ことで、英文を考えるのに慣れてきたら、次は、「瞬時に英文を思いつく」練習です。
YouCanSpeak
《YouCanSpeak》まるで日本語を話すように、英語を話している。
この「You Can Speak」に取り組んだ時、英語を1から勉強(1)で文法学習をやったことの意味が分かるかもしれません。
単語、文法、リスニングも並行して
単語・文法やリスニングに取り組んだあとに、スピーキングの練習に入るのが王道かと思われますが、単語、文法、リスニングは「卒業」してしまってはいけません。
完全に自分のものにするまでは、何度も何度も繰り返すことです。
そして、完全に自分のものになったと思っても、何日か経つと忘れるもの。
なので、ちょっとずつでもいいので、単語、文法、リスニングにも毎日触れるようにすべきです。
また、そうすることで、スピーキング学習との相乗効果が生まれるはずです。
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