英検準1級のレベル~TOEIC換算した場合の落とし穴

2017年10月6日

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英検準1級のレベル。

英検は「大学中級課程」というふうに言っていますが、それだと却ってよく分からなかったりするもの。

そこで、「TOEICスコアに換算したらどのくらいになるか?」で理解しようとするのですが…

TOEICスコアに換算すると…

英検準1級のレベルをTOEICスコアに換算したら何点くらいになるかですが、よく言われているのが700点超といったあたりでしょう。

まあ、目の前にいる人に聞かれたら僕もそう答えることになるのかなぁ、という気がします。

でも、TOEIC 700点以上の人が英検準1級を受けたら受かるのか?と聞かれたら、「一概にそうとは言えない」ということになりそうです。

TOEIC700点以上で英検準1級に受かる人・落ちる人

ご存じの通り、TOEIC(R&L)は、英語四技能(読む、聞く、書く、話す)のうちの「読む・聞く」という受動的な能力だけが問われる試験です。

なので、「書く・話す」も含んだ英検準1級とは試験の性質が異なります。

…と、ここまでは誰もが認識していることでしょう。

TOEIC脳になっていないか?

例えば、「英検準1級」と「TOEIC 700点以上」をともに達成しようと思っている人がいて、「まずはTOEIC 700点を!」と考えて、せっせとTOEIC対策に励んだとしましょう。

この人がTOEIC 700点越えをした直後、「よし、次は英検準1級だ!」と、直近の英検受験日までに準1級の対策をしたとして、この人は英検準1級に合格できるのでしょうか?

元々の英語力はどうだったか?

元々TOEIC 500点以下だった人が、TOEIC対策を一生懸命やった結果、TOEIC 700点越えをすることは普通にあることでしょう。

しかし、この人が英検準1級に合格できるのか?といえば、相当難しいのではと思われます。

言い換えれば、英検準1級に受かるような実力が普段からある人はTOEIC 700なんて難しくはありません。

TOEIC対策とは

「TOEIC対策」というのは、知らず知らずのうちに「引っかけ問題対策」になっているケースが多々あるように思います。

TOEICの場合、「正解であるかのような選択肢」というのが散りばめられていて、英語力が不十分な人を次々にワナにはめるような工夫がなされていると聞きます。

逆に言えば、このワナに引っかからないような対策をすることで、100点200点のアップが期待できるのもTOEICの面白いところでしょう。

また、TOEICのR/L試験は全てマーク式であるため、答えがわからなくても、一つマークをすれば四分の一(問題によっては三分の一)の確立で正解することができます。

「自分は大丈夫」と思っても…

TOEICのいけないところは、毎月のようにテストが実施され、ゲーム感覚で「次は何点以上取ろう」という気にさせてしまう点ではないでしょうか。

誰しも、「前回よりも高い点を取らないと受験料が勿体ない」という気になるもので、地に足をつけた英語学習から離れて、目先のスコアアップに走りやすいものです。TOEICは「どれだけ受け慣れているか」がスコアアップにもつながっていきます。

そうなると、「英語脳」を鍛えるのではなく、「TOEIC脳」を鍛えることを優先してしまうのではないでしょうか?

本当にTOEICのスコアが高ければ高いほど英語力はあるのか、疑問に思うところもあります。

気持ちは「英検寄り」

逆に、同じTOEIC 700点保持者でも、TOEIC受験はせいぜい年に1、2回程度で、英検の方に気持ちが向かっているような人ならば英検準1級に合格する可能性はグッと高まると言えましょう。

「TOEICゲーム」に走らず、朴訥とした英語力だけでTOEIC 700点超のスコアを取ったのならば、そのパワーは、英検準1級の受験でも発揮されることでしょう。

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