ハリルホジッチ解任危機も、大胆な選手起用
2018年FIFAワールドカップロシア大会のアジア最終予選、10月11日・アウェイのオーストラリア戦、さらには、11月15日・ホームのサウジアラビア戦、「負けたらor勝たなかったらハリルホジッチ監督解任」という噂で持ちきりでしたが、ここを1勝1分で乗り切り、グループB・2位に浮上。監督自ら解任騒動に終止符を打ちました。
思い切った選手起用
2度にわたる「思いきった選手起用」についておさらいしてみます。
オーストラリア戦
まず、10月11日のオーストラリア戦。
「負けたら解任」状況のハリルジャパンでしたが、ハリルホジッチ監督は、最終予選初スタメンとなるFW小林悠選手を起用。
本田選手を4年ぶりにワントップに据えるという大胆な布陣を敷きました。
クビのかかった試合で、こういう思い切った采配をするとは、伊達に代表監督を歴任してないな…
と僕は思いました。
が!
中には、「なぜ清武じゃなくて香川なんだ」と、前の試合で大活躍した清武選手をベンチスタートさせたことに疑問を持った人も少なからずいたようでした。
サウジアラビア戦
オーストラリア戦以上に厳しい状況の日本代表。「勝たなかったら監督クビ」という状況。
ここでハリルホジッチ監督の選手起用法に注目が集まりましたが、ご存じの通り、今度はより大胆な決断をしました。
本田選手をベンチスタートさせ、フル代表初スタメンとなる久保裕也選手を同じポジションで起用。
結果的に、日本はこの試合を勝利し、自力で本大会出場が狙える位置(グループB・2位)に順位を上げました。
ハリルホジッチの気持ち
と、結果がすべてのこの世界。クビのかかった試合で、大胆な選手起用を見せたハリルホジッチ監督の心中を察してみると…
といったところではないでしょうか?
英語で言うと?
はい。ここからは英語ブログの時間(笑)。
「クビを恐れていたら、何も決断できない」
をハリルホジッチ監督の立場に立って英語で言うと、どんな感じになるでしょう?
とりあえずアウトプット
まずは、とりあえずアウトプットしてみることが大切。
「文法的にどうだろう?」なんて言ってると、コミュニケーションは止まってしまいますから。
If I’m scared of getting fired, I would not be able to make any decision at all.
のような英文を思いついた人は少なくないのではないでしょうか?
ネイティブ英語はこんな感じ
No risk, no progress.
ようするにクビになるかもしれないというriskがあってでも、progressがないと意味がないというところでしょうか。
コミュニケーションツールとしての英語に本来「正解」などあるわけないので、「俺にとっての正解は、俺が発した言葉なんだ」でOK!
ただ、「No risk, no progress.」のような言い方に日頃から触れておくことで、英語圏の人のスピーキング(こちらにとってはリスニング)にもついて行けるようになるのは確かです。
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