オンライン英会話にウェブカメラを使わないで済ませる方法
オンライン英会話を利用する場合、決まり文句のように「ヘッドセットとウェブカメラを設置して…」となるわけですが、ヘッドセットはともかく、
「ウェブカメラってなくてもいいんじゃないかな?」
と思ったことはありませんか?
ウェブカメラ必要論
「こちらの表情が分かった方が、講師も対応しやすいはず」
「だから、やっぱりウェブカメラは必要。結果としてその方が自分(受講生側)の利益にもなる」
という考えに至る人は少なくないかもしれません。
ところがその一方で…
ウェブカメラ不要論
「いや、ウェブカメラなんて要らないだろ。コチラが困った場合は、『uuuu…』とか言えば十分相手には通じる」
「美人は顔を見せることで得するかもしれないけど、自分の場合は逆だから…」
「風邪気味でやつれた表情だったりすることもあるわけで…」
「季節がら、家の中ではティッシュを鼻に突っ込んだ状態なので…」
などなど、「ウェブカメラ不要論」にもそれなりの理由はあるようです。
元々はリアル英会話教室しかなかった
オンライン英会話が現れる前は、英会話教室といえば、「駅前留学」系のものばかりでしたよね。
それを思えば、「顔は見られて当然」となるわけですが…
プライバシーの問題?
「カメラで、顔を真正面から見られている」という状況をどう考えるか?
リアルな世界では、こちらの顔を真正面から見ている人というのは、自分の真正面にいる人だけ。
ところが、ウェブカメラを介した場合、「自分からは見えない人」も自分の顔を真正面から見ているかもしれないわけですね。
さらには、「自宅にいる自分の姿」ということになると、プライバシー権を侵していないか?
と考える人がいるのもうなずけるでしょう。
ウェブカメラを必要としないオンライン英会話
「プライバシー権先進国」アメリカ発のオンライン英会話「vipabc」では、ウェブカメラ不要、つまり、講師からは受講生の顔が見えない(受講生から講師の顔は見える)というコンセプトになっているようです。
これでも問題なし
この【vipabc】英会話は、これまで12年間で1000万レッスンを実施してきたとのこと。
この数値を見る限りは、「講師が受講生の顔を見る必要性」はあまりないという結論になりそうですね。
受講中の問題解決
もっとも、【vipabc】の取り組みは、「講師は受講生の顔を見られない分、他でそれをカバーする」という前提からスタートしているのかもしれません。
その一つに、「受講中のサポート」というのが挙げられそうです。
これは、受講中に「ヘルプ機能」というのがあって、「話すスピードが速すぎて聞き取れない」、「内容が難しい」などの場合に、リアルタイムで解決に向かうことができるというもの。
通常のオンライン英会話では、「受講後サポート」というのはあっても、リアルタイムサポートというのはないようです。
「ウェブカメラ不要」とは
「ウェブカメラ不要」とオンライン英会話運営者側が言い切るためには、それなりの覚悟とノウハウの蓄積、方法論のアップデートが必要になってくるはず。
「ウェブカメラを捨てた」ことで、他にはないクオリティを実現させたのがオンライン英会話「vipabc」なのかもしれません。
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