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大統領選後トランプ炎上ツイートはコレ(日本語訳付き)

2018年4月16日

2016アメリカ大統領選挙は、ドナルド・トランプ候補者が勝利。

このブログでは、大統領選挙直前から、トランプ候補、ヒラリー候補のツイッター日本語訳をたびたび紹介してきましたが、選挙後、トランプ氏のあるツイート(つぶやき)が「炎上」しているとのこと。

その炎上ツイートとは、どうやらこれのようです。

日本語訳:上出来な大統公開選挙だったな。今、メディアに扇動されたプロのデモ隊が、抗議しているようだ。全くアンフェアだ!

炎上している理由

「professional protesters(プロのデモ隊)」が炎上の理由のようです。

「professional protesters」は、俗に「プロ市民」なんて訳され方もしますね。

「プロ市民」とは「一般市民」に対峙する概念の言葉で、この言葉を使う場合、それは、「お前らの主張は、市民としての正当な権利に基づくものではなく、プロの活動家のそれだ」という意味が込められているようです。

今回のデモは、大統領選挙が終わったばかりで、良からぬ政策に対する抗議というものではないはずで、「何でトランプなんかが大統領になったんだ」という不満の表れと見るべきでしょう(本人たちは「もっと崇高な理由からだ」と反論するでしょうが)。

ただ、抗議している人たちが「一般市民」か「プロ市民」かはともかく、たとえ「腹いせのためのデモ」であったとしても、それは認められるべき権利であって、それに対して「プロ市民が」などとおっかぶせたのは、まさに、火に油を注ぐツイートだったと言えましょう。

「負けを受け入れるか否か」の議論が

ところで、大統領選挙の投開票前は、「トランプ氏が負けを受け入れるか否かが焦点」なんてマスコミ報道が日本でもなされていましたが、今や、ボールはヒラリー支持者(反トランプ支持者)たちに投げられているようですね。

選挙システムに問題?

日本も他人事(他国事というべき?)ではないですが、事前投票にしても、電子投票・集計システムにしても、選挙プロセスが可視化されているとはいえない部分が少なからずあるようなので、こういうものは、昔ながらのアナログな方法に戻した方が問題は生じにくくなるんじゃないでしょうかね。

マスコミ報道とは違う予想

当ブログでは…

今回の2016アメリカ大統領選挙。

日本の大手メディアも、こぞって「ヒラリーの勝利は動かない」という論調で伝えていましたが、当ブログでは、そういうものに惑わされることなく、現地の世論調査会社がウェブ上で公表している州ごとの世論調査数値(※もっとも、これが恣意的なものでないという確証はありませんが)から、両候補者の予想獲得選挙人数をカウント。

トランプ氏が逆転勝利する可能性が十分にあることを伝えていました。

州ごと支持率・トランプ逆転?

media literacy(メディア・リテラシー)

昨今、media literacy(メディア・リテラシー)という言葉を耳にします。

池上彰さんと学ぶみんなのメディアリテラシー(全3巻) [ 池上彰 ]

メディア・リテラシーとは、一言で言えば「メディア情報判別能力」のこと。

つまり、ただ受動的に大手メディアが流す情報を思考停止気味に知覚し、それで分かったような気になってしまうのではなく、数々ある情報の中から、どれが正鵠を得た情報であるのかを識別することが必要だということです。

対立した二者に関する情報というのは、大抵、情報発信者が一方に肩入れしているもの(そのつもりはなくても、多かれ少なかれそうなってしまうもの)。

なので、情報発信者はどのような立ち位置にあるのか?

そのことを別のところから情報収集する必要があるかもしれませんね。

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